ラスベガスで結婚!簡単プロセス
海外で結婚するなら、おすすめしたいのがラスベガスでの結婚!陽気でキラキラした街で、皆が祝福してくれます。
ただし、日本とは違って「ただ婚姻届けを出すだけ」では結婚できないのがアメリカです。
私も実際にラスベガスで結婚したので、ラスベガスでの結婚までのプロセスを写真付きでご紹介します。
①クラーク郡結婚許可局(Marriage License Bureau)でマリッジライセンスを取得
ラスベガスは、クラーク郡という郡に属しています。ラスベガスで結婚するにはまずクラーク郡結婚許可局へ行き、マリッジライセンス(Marriage License)を取得する必要があります。
マリッジライセンス(Marriage License)とは「結婚許可証」のことです。「あなたたち二人は結婚できますよ。結婚して良いですよ。」という許可証です。
アメリカには戸籍がないので、この許可証が必要になるんですね。
ラスベガスではこのマリッジライセンス(Marriage License)がその場ですぐに取れることで有名です。Marriage License Bureauに行けば、その場で即発行してもらえます。
この「結婚許可証がすぐ取れる!」という部分がラスベガス婚が人気である理由の一つです。ラスベガスでのマリッジライセンスの取得は他の州と比べて断然簡単です。(中には取得まで数日~数週間かかったり、血液検査がある州もあるので。)
事前登録を忘れずに!
Marriage License Bureau(結婚許可局)のホームページで事前登録をしてから行きましょう。現地にも登録用のパソコンがありますが、事前登録することで時間を大幅に短縮できます。
事前登録フォームはこちら。
パスポートと、できれば運転免許証を持参
IDが必要です。有効なのはパスポート。パスポートだけで大丈夫ですが、万が一に備えて、運転免許証などもう一つくらい写真付きのIDが(できれば)あると良いと思います。
UberやLyft、タクシーがおすすめ
ラスベガスの主要空港であるハリー・リード国際空港(Harry Reid International Airport)から車で17分。UberやLyft、タクシーを使うのがおすすめ。
※ハリー・リード国際空港は2021年にマッカラン国際空港 (McCarran International Airport) から改称されました。
Marriage License Bureau(クラーク郡結婚許可局)はこんな外観。
この階段を上って…
ここが入口。
この小さな看板を目印に中に入ります。
この矢印に沿って列ができているので、そこに並びます。
この場所にいるのは全員結婚する人たち。ハッピーな雰囲気です。
マリッジライセンスの料金は102ドル
マリッジライセンス(結婚許可証)を取るのにかかる料金は102ドル。
記念のセルフィー
このセルフィースタンド、けっこう綺麗に撮れるので、マリッジライセンス取得後に記念に2人でセルフィー撮影するのも◎。
②ネバダ州認可の牧師さんの前で結婚式(宣誓式)
①のマリッジライセンスが取得できれば、そのマリッジライセンスを持参して、結婚式を挙げるだけ。もちろんゴージャスで高価な式をしなくても良いのですが、アメリカで結婚するには、必ず州に認可された人の前で宣誓する必要があります。
そのセレモニーは小さくても、形式だけでもOK。ただし、必ず州認可の牧師さんの前で。
ラスベガスの場合、この州に認可された人の前で行われる宣誓式(セレモニー)の形はユニークで様々。
- 市役所で結婚式(小さなセレモニー)
- 教会で結婚式(飛び込みの簡単なものから豪華なものまで)
- ホテルで結婚式(ラスベガスには素敵なホテルがたくさん)
- エルビスプレスリーのそっくりさんの前で結婚式(教会でやるものが多い)
- ヘリコプターの中で結婚(!)
- ドライブスルーで結婚(!!)
ざっとこんな感じです。
ラスベガスのドライブスルー結婚式はとても有名ですね。写真を撮ってもらえるプランもたくさんあります。値段もお手頃で、日本では経験できないことなので、おすすめです。
個人的には、もし音楽が好きで、少人数での結婚式であれば、エルビスプレスリーのそっくりさんの前での結婚式もおすすめです。そっくりさんとはいえ、歌がとても上手で心に響きます。想像以上に楽しくてロマンチックな結婚式になるはずです。
③マリッジサーティフィケート(結婚証明書)を取得
今度は、マリッジライセンス(Marriage License・許可証)ではなくて、マリッジサーティフィケート(Marriage Certificate・結婚証明書)です。
「あなたたちは結婚しました。夫婦です!」という証明書ですね。
マリッジサーティフィケート(Marriage Certificate)は後日オンラインで申請することが多いようです。私も後日オンラインで申請し、入手しました。
とにかく①のMarriage Licenseを取る!
ラスベガスでの結婚のプロセスは以上です。
極端な話、①のマリッジライセンス(Marriage License)さえ取れてしまえば、どこにも予約をしていなくても当日飛び込みで結婚できる場所はラスベガスにはたくさんあります。
客引きの人もいたりしますし、市役所婚もドライブスルー婚もあります。
服装も、ドレスでも、カジュアルなGパンでもコスプレでも何でもOK!それがラスベガスです。
結婚許可局(Marriage License Bureau)は、365日年中無休
クラーク郡結婚許可局(Marriage License Bureau)は、年中365日無休、朝8時から深夜まで開いています。
眠らない街ラスベガスで、ぜひ忘れられない一日を!