日本入国に必要な陰性証明(コロナ)
私が2021年4月にアメリカの家から日本に帰国した時、入国時に提示する陰性証明書について調べるのに苦労しました。そこで、少しでも参考になればと思い、私の体験を書いておきます!
あくまでも、2021年4月時点のものであり、責任を負うものではないことをご了承ください。
とにかく日本入国の際の陰性証明書に関しては、決まりがとても多く厳しい印象を受けました。
必ず出国前72時間以内に検査を受けること
まず、検査は必ず出国の72時間以内に受けなくてはいけません。つまり、日本行きの飛行機が、例えば、5月27日10:00に出発(離陸)する場合、24日10:00以降に検査を受けなくてはいけないということです。上記写真の④に、検査をした医師が検体採取日時と結果判明日を記載する欄があります。
必ず鼻咽頭ぬぐい液、または唾液による検査であること
※追記 2021年7月1日より鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合も認められるようになりました。詳細は厚生労働省HPで!
これには本当に悩まされました。というのも、アメリカで行われている検査は鼻腔ぬぐい液(Nasal)によるものがほとんどだったからです。日本の所定のフォーマットにはチェックを入れる欄があります。上記写真の②です!
鼻腔ぬぐい液で行われた検査結果しか持っていない人が、それを持って入国できるのか\できないのかは解りませんが、きちんとルールに従った方が良いです。空港まで来て「入国を認めません」などということになったら大変なので。
大抵は、その地域の日本国総領事館のHPに適合する検査を行ってくれる病院や医師が載っていますので、情報集めをしっかりして検査を受ける前にその医師にしっかり確認することをお勧めします!
医療機関名や住所、医師名、印影
これは上記写真の⑤ですが、きちんと書いてくれる医師(医療機関)を選ぶと良いです。(日本国総領事館のHPに載っている機関ならほぼ安心だと思われます。)
ただ、私が探した範囲では、きちんと日本のフォーマットに書いてくれる機関での検査は全て有料でした。費用は医師や医療機関によって様々ですが、50ドル〜300ドルくらいでした。鼻腔ぬぐい液(Nasal Swab)で行っている検査は無料のところがたくさんあるのに。
ただし厚生労働省のページには以下のような記載があります。
ーー医療機関•医師名•印影については、必ずしも各国で取得できない事情があることから、検疫官の判断により有効な証明とみなすことがあります。
Negative(陰性)と記載されていること
これは当然ではあるのですが、必ずNegativeとの記載がなくてはいけません。上記写真の③です。医師がうっかり書き忘れてしまったという例もあるみたいなので、チェックを忘れないようにします。
日本ではフォーマット通りを求められる
少しくらい情報が不足しても大丈夫だろう!と思いがちですが、実際ニュースになっているように、日本人であっても入国できないケースが発生しているようです。とにかく何度も確認することが大切です。
詳細は厚生労働省のHPで
厚生労働省のHPに詳細が書いてあります。コロナ禍で状況は刻々と変化します。最新の情報を見ておくことが不可欠です。
※ちなみに、私は帰りの便が突然欠航になったため、やむなくハワイに1日だけ滞在して帰国しました。ハワイ入国の際の陰性証明についても別記事でまとめましたので、良かったら比較してみてください!