PCコロナ禍の日本入国
2021年4月中旬、私はアメリカの家から日本に戻りました。その時は情報がほとんどなく、ネットで細かな情報をかき集めましたが不安でいっぱいでした。
そこで少しでも参考になればと思い、私がアメリカから日本に帰国した際の流れを書いておきたいと思います!
※状況は日々変化します。これはあくまでも2021年4月の一例であり、何かが起きた場合責任を負うものではありません。個人の日記のようなものだと思って参考にしていただけたらと思います!
日本に帰国(成田空港)
日本入国のための陰性証明書
アメリカから日本に帰国する際に絶対忘れてはいけないのは、陰性証明書です。
「ドライブスルーのPCR検査や、ドラッグストアでの検査でも大丈夫だった!」という話もネットでは見られましたが、日本にせっかく着いたのに入国できないということになると大変なので、正規のフォーマットで取得することをお勧めします。
特に注意しなくてはいけないのは日本入国の際に受理されるのが、
①鼻咽頭ぬぐい液
②唾液
によって行われたPCR検査のみであるということ。(この2種類のみ)
これはとても厳しいな、と思いました。現地で調べてみたところ、アメリカの自治体やドラッグストアでは「鼻腔ぬぐい液」による検査が多かったです。
素人の見解にはなりますが、おそらく鼻咽頭ぬぐい液の方が綿棒?を奥まで入れるのだと思います。鼻の奥の奥まで入れてぬぐいとる感じ!
ドライブスルー形式のやセルフで行うPCR検査は、鼻腔ぬぐい液が多かったです。鼻にちょっと差し込んでぬぐいとる感じ。アメリカではこの形式の検査は無料で受けられるところがほとんどでした。
空港では私は陰性証明を紙で提出しました。チェックされた後、証明書は戻ってきました。データで見せて受け付けてもらえるのかは未確認です。できる限りプリントアウトして持っていったほうが良いと思います。
質問票Webの到着前入力
これは本当に簡単にできます。ただ、到着前に入力するのを忘れていると空港に到着してから空港でやらなくてはならず、空港から出るのがその分遅くなってしまいますので、到着までに済ましておきます。
4つのアプリのインストール
さあ無事に入国するまでの道のりは長いです。次にこの4つのアプリのインストールですが、これも必須です。部屋を何箇所も移動し、その先々で細かくチェックされます。(言い換えると、細かく丁寧に教えてくれます。)
これも空港でインストールしても構わないのですが、到着前にやっておいた方が後々ラクです。
①OEL(位置情報確認アプリ)
②SkypeまたはWhatsApp(ビデオ通話アプリ)
③位置情報保存設定→iPhoneの場合は不要
④COCOA(接触確認アプリ)
繰り返しになりますが、もしわからなくても空港で丁寧に教えてもらえますので、過度な心配は無用です!
誓約書の提出
誓約書はサインをして提出します。このようなもので、データではなく紙で提出します。
PCR検査(唾液検査)
日本の入国の際のPCR検査は唾液検査なんですよね。唾液を出すのがちょっと大変な人もいるようです。ここまで唾液を採ってください、と線が書かれた容器を渡され、個別のブースでひたすら集中して唾液を採取。
レモンと梅干しの写真が貼ってあったりして、真面目なのに面白いです。面白いと言ってはいけないかもしれませんが、長い入国プロセスなので、私はできるだけ楽しんで一つ一つをこなしていきました!
唾液が出ない人は別の方法で検査するようです。
とにかく細かいチェック
このプロセスを振り返ってみると、日本人は真面目だなあと改めて思います。
とにかく全てを細かくチェックします。いくつもの部屋を回ります。アプリも一つ一つちゃんとインストールできているか確認し、使用方法を知っているか、きちんと使えるかどうかまで見られます。
何部屋回ったかわかりません。数えておけば良かった…。
PCR検査の結果を待つ
最後に、ソーシャルディスタンスが確保されパイプ椅子が並べられた広い部屋でひたすら結果を待ちます。結果が出ると番号で呼ばれます。
バッゲージをピックアップして空港を出る
PCR検査の結果が陰性と判明すると、晴れて自由の身です。この用紙を受領して、プロセスは終了です。(この用紙を入国審査官に提示します。)
バッゲージのピックアップを忘れないようにしてくださいね!
飛行機の到着から空港を出るまで、私の場合、約1時間半かかりました。
空港を出たら、公共交通機関は使わずにホテルや自宅へ!